2018/01/08

二次救命処置(Advanced Cardiovascular Life Support : ACLS)の講習会に参加してきました

 

もし大切な人の具合が、急に悪くなったらどうしますか?

 

わたしたちにできることは「救命の連鎖」を可能な限りスムーズにつなぐこと。

助けを呼んで、専門医に引き継ぐまで自分のベストを尽くすことです。

 

二次救命処置(Advanced Cardiovascular Life Support : ACLS)のプロバイダーコースを受講してきました。

心肺停止、心拍再開直後、不整脈、脳卒中、急性冠障害(Acute Coronary Syndromes; ACS)の対応など内容が多岐にわたる2日間のコースでした。
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ACLSのコースに参加してきました。
先日、一次救命処置(Basic Life Support:BLS)のコースに参加してきたので、今回はACLSのコースに参加してきました。

 

ACLSコース1日目。

ACLSにおいても、質の高いCPR(心肺蘇生;胸骨圧迫、気道確保、人工呼吸など)が大切でした。

ACLSコースの中でも面白かったのが、チームリーダーを務めるという経験。

状況を把握し、チームメンバーに指示を出します。

 

自分がリーダーの番になると、テンパってしまい、忘れてしまうこともありました。

5人で役割を回しながら、意見を出し合いました。

回数を重ねるごとに意識の共有ができて、パフォーマンスの高いチームをつくることができました。

 

実は、前日にガッカリした事件がありました。

8年前にACLSプロバイダーコースを受講したことがありました。

なので今回も大丈夫だろう、と思っていました。

前日に「受講前自己評価」のテストを受けるまでは。

 

ところが、「受講前自己評価」を受けてみてガッカリ!

58%(35/60)しかできなかったからです。

 

「受講前自己評価」が70%以上じゃないと、明日のACLSコースが受けられません。

ということで、勉強がんばりました!

 

「受講前自己評価」でとくにできなかった心電図の

・洞調律(Sinus Rhythm)、
・心房細動(AF)と心臓粗動(AFL)、
・頻拍と徐脈、
・房室(AV)ブロック、
・心静止(Asystole)と無脈性電気活動(Pulseless Electric Activity; PEA)、
・心室頻拍(Ventricular Tachycardia; VT)、
・心室細動(Ventricular Fibrillation; VF)を再確認しました。

 

心電図のテキスト2冊をつかって、「受講前自己評価」で間違えたところを復習しました!

・図解心電図テキスト―Dr.Dubin式はやわかり心電図読解メソッド

・病気がみえるvol.2循環器

図が豊富でわかりやすいので、これから心電図を勉強する方にはおすすめですよ!

 

 

先日読んだ「バクノビ 子どもの底力を圧倒的に引き出す339の言葉」の中に以下の箇所がありました。
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「【効果的な勉強法、教えます!】模擬試験は、“力を測るためのもの”ではなく、“力をつけるためのもの”と考えてください。つまり、次のような訓練の場だと意識して受けるのです。」

参考:バクノビ 子どもの底力を圧倒的に引き出す339の言葉 (P172-173)坪田信貴(著)KADOKAWA

 

「受講前自己評価」の結果でガッカリしてしまいましたが、「ビリギャル」の著者であり、1000人以上の生徒を実際に指導し成果を上げてきた坪田氏の力を測るものではなく、力をつけるためのもの、という言葉に励まされました。

復習した後に、2回目の「受講前自己評価」を受け、91%(55/60)が取れました。

 

ACLSコース2日目。

実技試験をなんとかクリアし、最後にのぞんだ筆記試験。

満点はとれませんでしたが、96点でした。

筆記試験を受けてわかったのは、徐脈の3度の房室ブロック(Third Degree AV block)と、頻脈の「安定」と「不安定」の意味をきちんと理解できていなかったことです。

 

心電図や救命処置って歯科医師に必要なの、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、歯科医師の約9割は開業されている先生なので二次救命処置までは必要がない、と思う方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、歯科医師の約1割の口腔外科医は大学病院や総合病院で、「口」から命を守るためにリスクの高い患者に治療をおこなっています。

 

治療を受けている方や入院患者が、急に容態が悪化したとしても「救命の連鎖」をつなぎ、自分のベストを尽くしたい。

 

私にできることは限られているし、もしかしたら使わない知識や技術かもしれません。

だからこそ、これからも勉強を続けていって、いざというときに動けるようにしたい。

誰かの大切な人を守れるように。

 

 

土日返上で指導にあたってくれた循環器内科や救急科の先生。

2日間ご指導ありがとうございました!!

 

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

参考:

 

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