2017/05/22

生誕の場所を探して 【前編】

 

今、この原稿を私はガストで書いています。
もう日付が変わるところなんですが、伝票を見てみると、注文をした時間が19:59って書いてあります。
img_7091

img_7092
そうです。食事が終わってから、4時間もドリンクバーでねばっているんですね。

えっ、そんなに居て迷惑じゃないの?って思われるかもしれませんが、もう私ぐらい常連になると、店員さんとも顔見知りなんで大丈夫です。

だって、お店に入るなり、売れ残りそうなチキンとピザを勧められましたから。むしろ感謝されていますよ。たぶん。

もしかしたら裏のキッチンでは「あの眼鏡、またきたよ」とスタッフの方に言われているかもしれませんが……。

ファミリーレストランとは

そういえば、友だちと話したとき、「一人でガストにいる」と私が言ったら、「えっ!?一人ファミレス?ハードル高いわ~」と友だちが言ったんです。

そんなことないだろう、とそのときは思いました。

今、周りを見渡してみたんですが、確かに夜のファミレスに長時間1人でいる人って少ないんです。受験生や部活帰りの学生も数人でいますし、家族や仕事仲間、友だちで利用することが多いようです。店内には客席が100席ありますが、ほとんど4人がけのテーブルですもんね。

 

名前もファミリーレストランですものね。

 

そう考えると、むしょうに孤独を感じてしまう自分がいたんです。

「あれっいいのかな」ともんもんと私は考えてしまったんです。

<孤独ランキング 2016>のグランプリ

<孤独ランキング 2016>のグランプリに輝いたのはギリシャのコス島にいったときですね。

コス島はエーゲ海にある3番目に大きな島です。縦8㎞横40㎞の大きさで、トルコに近くトルコの湾岸から5kmぐらいにある人口約3万人の島です。

ギリシャのアテネから国内線 AEGEAN AIRLINES の直行便で1時間ちょっとでコス島につきました。€130でした。

img_4588
Aqua Blu Boutique Hotel & Spaというホテルに泊まりました。
すばらしいホテルでした。プールもついていました。雲一つない空、あたたかくてさわやかな風、目の前にひろがるプライベートビーチ、到着して早速、プールサイドに行ってみました。

プールサイドを見渡すと、カップルばかりだったんですよね。むしろ一人でいたのは私だけでした。リゾート地ですからね。今、振り返ってみてもコス島には日本人というかアジア系の人すらいませんでしたね。

img_5127
雲一つない空、綺麗なプライベートビーチ、カップルや家族と過ごす欧米人を横目にプールサイドで一人、横になっていると、むしょうに孤独を感じました。

医学の父、ヒポクラテス生誕の島

そもそもなんで、ここに来たのかというと、

このコス島は医学の父、ヒポクラテス生誕の地だったからです。

ヒポクラテスは、BC.460~370年頃の古代ギリシアで、現代医学の基礎を築いた人です。それまでの治療は、医神アポロンや、医神アスクレピオスに祈る治療でした。当時の主流だった宗教的治療に科学的治療を取り入れたのがヒポクラテスです。

医学に携わるものとして、ヒポクラテス生誕のコス島にいってみたかったのです。

コス島の観光名所に「ヒポクラテスの木」があります。

img_5026

この木の下で、学生に向けて講義をしたそうです。

とりあえず、島の中心部であるコスタウンの「ヒポクラテスの木」の下に坐って目を閉じてみたんです。

 

img_4982

……何も感じませんでした。

「ヒポクラテスの木」は有名なんですが、せっかくなら、ヒポクラテスが生まれた場所にいってみよう、と思いました。

ヒポクラテス生誕の島には来たけど、

生誕の場所にいかなきゃもったいないな、と思ったんです。

生誕の場所を探して

まず、日本語で検索してみました。「ヒポクラテス 生誕 場所」

 

出てきませんでした。

 

そりゃそうです。

次に、英語で検索してみました。

 

出てきませんでした。

 

ホテルの受付にいたアテナという女性にお願いして、

英語とギリシャ語で調べてもらいました。

最終手段です。

 

それでも、出てこないんです。

 

それならば!と自転車を借りて、ヒポクラテス生誕の場所の探索を開始したんです。

img_4610
img_4589
生誕の場所を探して【後編】につづく~

 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -