2018/02/17
しまった~
「よし!」といつになく張り切って
準備を進めてきました。
看護学生への講義を頼まれたのです。
『口腔ケア』の講義です。
「口は命の入り口」です。
口をケアすることは、感染予防だけでなく、
食事・会話・呼吸といった生活の質を上げることに直結します。
良いアイディアを思いつきました!
少しでも講義に興味をもってもらおう、と思った私は
看護師の友人15人にお願いして、
『働いてから』と『学生のとき』の違いを教えてもらい、
データを講義スライドに入れました。
学会のスライドでさえ、聴衆のために予備調査をして、
データをいれるなんてことはやりません。
学生が口の中に少しでも興味をもってくれるならば!
そう思ったのです。
とほほ、作戦大失敗
この作戦が大失敗でした。
教室に行ってみたらビックリです。
なんと、働きながら授業を受け、看護師を目指す方たちだったのです。
「先輩看護師が教える『働いてから』と『学生のとき』の違い?」
「いやもう知ってるし!」
そんな声が聞こえてきそうです。
教壇に立った私はあたふたしていました。
働いている人に働いてからの話をしても意味がありませんよね。
経験に囚われていました
相手の視点に立ったつもりが裏目に出てしまいました。
「学生=仕事の経験がない」や
「講義=退屈」
という自分の経験に囚われていたようです。
経験や知識に囚われることなく、
目の前の人にきちんと向き合っていかなくてはいけませんね!
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