2018/02/16

試合に負けました

 

この記事を書いている人 - WRITER -
口腔外科医(歯科医師)。医学博士。 全米No.1のガンセンター、MDアンダーソンガンセンターでゲノム研究に挑戦しています(Python, R, バイオインフォマティクス、機械学習)。「口」と体を健康に保つ方法を体系化、情報を発信中。
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「くやしいな。もうやめちゃおうか」

おわったときに、そう思いました。

 

2017年7月15・16日、秋田県湯沢市で、ハンドボールの大会がありました。

第37回 全国クラブハンドボール選手権大会東地区大会」です。

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この大会は、北海道から関東までの東日本の地区予選を勝ちぬいた9チームがぶつかった大会でした。

9チームがA・B・Cの3ブロックにわかれ、わたしたち「青商クラブ」は、Cブロックでした。

おなじCブロックは、埼玉(さいたま)の代表(だいひょう)「蓮田クラブ」と、北海道の代表「エルムクラブ」でした。

「青商クラブ」vs「蓮田クラブ」が16-17。

「青商クラブ」vs「エルムクラブ」が19-20。

わたしたちは、負けました。

 

どちらも1点差でした。

小さな差に見えますが、わたしにとっては、大きな差でした。

ゴールをまかされていたからです。

 

ゴールキーパーとして、1点を守るために自分にできることをいろいろと準備をしてむかえた試合でした。

 

たとえば、
・ビデオをくりかえし見て、相手を分析する
・ハンドボールの試合をYouTubeで見て、イメトレする
・ジムや家のまわりで筋トレする
などです。

 

試合がおわったとき、
「これだけやってもダメなのか。くやしいな。もうやめちゃおうか」
とわたしは一瞬、そう思いました。

 

「そんなに落ちこむなよ。これが最後でもあるまいし、またがんばればいいじゃん」とチームメイトが言いました。

 

その言葉をきいて、大事なことをわすれていた、と気づきました。

 

「自分の人生(じんせい)」と「スポーツの勝ち敗け」をごちゃ混(ま)ぜにしていたことです。

 

 

学校でもスポーツでも仕事でも結果がもとめられます。

学校ではテストの点数や合格、
スポーツでは試合の点数や勝利、
ビジネスでは売上や利益などです。

 

 

結果をだせれば、もちろんうれしいです。

でも、試合に負けても、いままでやってきたことが、すべてむだだったわけではありません。
ましてや、それまでの人生を否定されたわけでありません。

 

 

 

結果に一喜一憂することなく、試合を意味あるものにする。

 

むしろ、負けた試合に、どんな意味を与えることができるのかが大事だ、

とわたしは思いました。

 

 

「自分の本質」と「結果」をわけて考え、

たとえどのような「結果」であっても、

「自分の本質」にプラスの影響をあたえられたら、いいですね。

 

 

応援してくれた皆さま、ありがとうございました!!

つぎの大会にむけて、今回のビデオを見なおし、また挑戦・チャレンジします!!

 

 

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口腔外科医(歯科医師)。医学博士。 全米No.1のガンセンター、MDアンダーソンガンセンターでゲノム研究に挑戦しています(Python, R, バイオインフォマティクス、機械学習)。「口」と体を健康に保つ方法を体系化、情報を発信中。
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