2018/02/15
前世の記憶を赤ちゃんは知っている!?生まれ変わりを思い出す子供の胎内記憶を産婦人科医が調べた本
こんにちは、古舘 健です。
以前、読んだ「開運!まいにち神様 大祓詞で最強の「お清め」」の中に以下の箇所がありました。
「『ヒト』は実は多層構造で、大雑把に分類すると、地上世界・霊的世界・天的世界に今現在も同時に存在していて、全部合わせて、ひとりの『ヒト』なのです。
そして、『ヒト』はそれぞれの世界に『意識の座』を持っています。」
参考:開運! まいにち神様 大祓詞で最強の「お清め」(P44) 立花 大敬(著) KADOKAWA
「大祓詞(おおはらえのことば)」を読んだとき、そんな視点もあるよね、というぐらいの認識でした。
1370年以上前から歴代天皇の儀式で用いられてきたものですから。
ところが、本書を読んだ後、「大祓詞(おおはらえのことば)」が本書のお腹の中にいたときの胎内記憶と重なることに驚きました。
「子どもが、空の上からおなかを選ぶときには、『世の中と、あとは、そのおうち全体を幸せにしよう』と思っているケースがほとんどのようです。それで、まずお母さんを見て、その後で、お父さんと、おじいちゃん、おばあちゃんも見て、このおうちを幸せにしようって決めてくるのです。(P97)」
本書は、産婦人科医が医療の現場で培った経験と、集めた膨大な証言を基に作られた本です。
スピリチュアルな部分や非科学的な部分もあり、すべてを信じることはできませんが、もしそうだったら素敵だな、と思えるところもたくさんありました。
さらに驚かされたのは、以下の部分です。
「人は、生まれてくる前は、光の玉なんです。それが、日本に生まれるときは日本人っぽい姿形に、外国に生まれるときはその地域に即した姿形に生まれてくるのだそうです。それが、死後しばらくすると、元の光に戻っていくのですね。 (P48)」
個人的な話で恐縮ですが、親友が亡くなってからしばらくの間、写真を撮ると、白い玉が写るようになった時期がありました。
当時、もしかしたら親友が会いに来てくれていたのかな、と思うと嬉しくなりました。
★親友との出会いについては、詳しいプロフィールをご覧ください。
不妊、流産、死産、生まれてからの虐待、離婚、死別。
当事者になれば、誰だってかんたんに受け止めることなんてできないでしょう。
著者が集めた膨大な証言によると、それはすべてその子が選んでいる、そうです。
「とにかく、この世にどれだけとどまるかは、女将さん=お母さんが決めるんじゃないのです。お客さん=赤ちゃんがそれぞれ決めて来るのです。
ですから、その子が決めたことを尊重してあげたらどう?と思うのですが、みなさん、こういう魂の仕組みを知らないし、そもそも魂の存在を信じていないので……流産や死産を前に、嘆き悲しみ続けられるわけです(中略)。(P55)」
そうすることがベストだと赤ちゃんが考えて生まれる前にすでに選んでいる。
ふと自分はどうだったのだろう、と思い母親に聞いて聞いてみました。
「さあね?」と母親は言いました。
残念ながら、胎内記憶について自分は何も覚えていなかったようです。
そんな自分でも、医療の現場にいる著者が信じざるを得なかった「魂の仕組み」と「空の世界」をカラーの「命が生まれてくる前の世界」で楽しめました。
最後に、本書の中で説明されていましたが、3億分の1×200分の1で命を授かってからも、妊娠までに受精卵の8割が死んでしまい、さらに出産までにその1,2割が流産や死産となってしまう。
あらためて、「うまれる」ってほんとうにすごいことなんですね‼
生きるのがつらくなった方、生きる意味がわからなくなった方はもちろん、性別や年齢を問わずすべての方にお勧めできます。
本書を読むと、自分にも、小さな子どもや家族、友人、同僚や先輩後輩など周りにいる人たちにも優しくなれそうです。
ぜひ読んでみてください。
以下は、本書の抜粋です。ためになった箇所を一部、抜粋しご紹介します。
P64
「しかし、最近では、どうも自殺した魂も、普通にすぐ空の上に戻っているようだ、とわかってきました。
むしろ地上に縛られるのは、『空の上の世界』=『死後の世界』の存在をかたくなに信じなかった人々の魂が多いようです。
自殺したとしても、魂はすぐに空の上に帰れるのです。
そうすると、その苦しかった人生の体験を、みんなで共有している『記憶のデータベース』に記録できるようになるのです。」
P99
「これはお坊さんに聞いたのですが、『ある人が幸福になると、その人に加えて先祖三代、子孫三代の七代が幸せになれる』のだそうです。そのために、子どもは生まれてくるのだ、と。
『自分が幸せになる』ということが、いかに大切か、ということですね。
何々家の呪いって、きっとあるんですよ、家ごとに。代々、口うるさい家系とか、厳しく育てる家系とか、虐待する家系とか。
それを変えるチャンスが、妊娠するたびに来ているわけです。
空から来る子どもは、自分こそ、この負の連鎖を止めるんだ、と思って、みんな来ているのです。けれども、いつしかその家系のやり方に巻き込まれてしまって、本来の目的を忘れてしまうわけです。」
P100-101
「今は死ぬことを忌み嫌い、隠蔽する社会になっていますね。
それに対して、昔は、『死』がもっと身近で、死ぬことを人々がもっと受け入れていたのではないか。死や病気に際して、人々がもっと助け合っていたのではないか、と思うのです。
家で生まれ、家で死んでいく―これが普通の社会だったからです。
当時の子どもたちも、人が死ぬ場面、次第に死んでいくさまを、今よりたくさん見ていたはずです。」
P104
「つまり、自分では意図せずに、普段、自分がやっていることをやった。ただそれだけで、誰かの心や命が救われたとしたら、それこそが本当の陰徳だと思うのです
◆目次◆
命が生まれてくる前の世界
人が生まれてくる理由、死んでいく理由
◊死後に聞かれる2つの質問と子どもたちの証言
◊虐待する親を選んで生まれてきたケースのお話
◊「生まれる前の世界=空の上」からみた地上世界
◊空の上の世界とこの世とでは、時間の流れがちがう
◊死ぬ瞬間の記憶と、死後の様子
◊流産や死産をどう受け止めるか?
◊どんな試練を受けるかは、生まれる前に選んでくる
◊空に帰った魂は、その体験をみんなのものにする
◊引きこもる子、暴れる子、切れやすい子になる原因
◊流産、死産を前にして思うこと
◊亡くなった赤ちゃんは家族やお母さんの幸せを願っている
◊子どもが注いでほしい愛情とは何か?
◊一族をしあわせにしようと思って、子どもはやってくる
◊死後、閻魔様に聞かれる2つの質問の真意
◊魂の体験という観点から見た「結婚」の意味
池上明インタビュー
◊なぜ子どもたちの胎内記憶、前世の記憶を調べ始めたのか?
◊医療の現場で知った「赤ちゃんの意思」とより良いお産・子育て
参考:
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます!
ぜひチェックしてみてください。
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