2018/02/16
こけしや紅葉だけじゃないAomori Japan 黒石市のおすすめスポット。日本一の「ポプラの木」【青森観光名所のご案内】
こんにちは。古舘健です。
あるランキングをみてビックリしました。
こ、これはいかんな!
と思い、青森県の観光スポットを紹介することにしました。
あるランキングをみてビックリしました。
20~30代の男女500名が「一度も行ったことがないな~と思う都道府県」。
第一位は
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・
「青森県」でした*1。
こ、これはいかんな!
と思い、青森県の観光スポットをご紹介していくことにしました。
青森の観光スポットはすでに数多くガイドブックやウェブサイトで紹介されています。
すでに紹介されている場所とは少し違った視点から、観光スポットに挑戦・チャレンジし、青森県の魅力をご紹介しようと思い、まずは情報収集です。
そこで、青森県がランキング全国第1位を見つけました。
残念ながら、75歳未満のがんの死亡率でした。
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さらに問題なのが、高齢者が多いから、がんの死亡率が高いわけではないのです。
人口の年齢構成の差を考慮した年齢調整死亡率で、人口10万人中、男女で98.0人全国最下位だということ。
つまり、75歳未満のがん死亡率が高いのです。
こうした現状を受けて、「健康都市宣言」を行う自治体が県内に増えています。
その一つが、今回ご紹介する「黒石市」です。
黒石市には日本一の「ポプラの木」があるそうです。
ふと学生時代のことを思い出しました。
北海道大学の夏には、ふわふわと白いものが舞います。
ポプラの綿毛です。まるで夏に降る雪のようでした。
学生時代、ポプラ並木には思い出があります。
ポプラの木をクレーン車で起こしているとこを見たからです。
2004年9月台風18号により、北海道大学の木々は多くが倒れました。
大学構内だけでなく、札幌市内中の道路の木々が横になり、根を向き出しにしていました。
大学の体育館に向かう道の木が横になり、何重にも重なり、何度もよじ登りながら部活動に向かったことを覚えています(台風でも休みではありませんでした)。
日本一のポプラの木が青森県黒石市にあるそうです。
早速、日本一のポプラの木を見るために黒石市に向かいましょう!
標高1625m青森県内で一番高く、津軽富士と言われる岩木山がよく見えます。
まず、黒石市の観光名所「津軽こけし館」の裏にある「津軽伝承工芸館(つがるでんしょうこうげいかん)」に行きました*2。
まだ誰もいません。
「桜の季節はチャンスです!観光客は、弘前の桜を見に行くからです。」とスタッフの方が教えてくれました。
(10月中旬から11月上旬頃のもみじのシーズンはとても混むそうです)
先日読んだ、「イートグット 価値を売って儲けなさい」の中に以下の箇所がありました。
「ネットやSNS、口コミによってコンセプトやコンテンツの価値力が決められるいまの時代には、下の、『裏』のサーチ(検索)マーケット構造ができつつあるのです。(中略)価値、メッセージ、情報、コミュニティといったことが重要で、それがお客さんのアンテナにひっかかるかどうかがポイントになります。したがって、立地はむしろ従来のエリアより少しずらした『端、裏、奥』が飲食店にとって魅力エリアになるのです。」
参考:イートグッド 価値を売って儲けなさい (TWJ books)(P83)佐藤 こうぞう氏
本書によると、津軽伝承工芸館はまさに、魅力エリアになるポテンシャルを持つ場所ですね。
まだ誰もいません。
チャンスなので記念撮影です。
黒石市のご当地キャラの「つゆヤキソバン」です。
せっかくなので、こちらにも。
非公式の「にゃんごすたー」でしょうか。にゃんごすたーは、知る人ぞ知る超絶ドラムニストです。*3
こけしの提灯もありました。
そう言えば、冬に黒石市にある「津軽こけし館」に行ったことがあります。
津軽系こけし発祥の地、黒石にある「津軽こけし館」です。*4
黒石市には長さ4.6m、太さ1.5mの日本一のジャンボこけしがあります。
手焼きせんべいが美味しかったです。
小山せんべい店は県内に6店舗をもつ手焼きせんべいのお店です。*5
せんべいを焼く機械はこんなふうになっているようです。
インターネット販売はせず、手焼きにこだわったサクサクのせんべいです。
アーモンド、ピスタチオ、豆などがあります。
せんべいを焼く温度が重要です。
顔を挟めて、温度の確認をするそうです。
次に、黒石のストキャンというアイス屋さんにも行きました。
地元民から愛されるアイス屋さんです。*6
ストキャンは創業から60年以上たっても独自の製法と味を守っているそうです。
地下からくみ上げた八甲田の湧き水を使ったこの小豆アイスがすごいんです。
一口食べると、中に小豆がぎっしりです。
もう豆小豆です。
そろそろ「日本一巨木ポプラ」のある東公園に向かいましょう。*7
「日本一巨木ポプラ」という看板を見つけました
階段を降りていきます。
目の前にはのどかな風景が広がっています。
ん!?大きな木が見えてきました。
近づいてみましょう。
「巨木ポプラ国内一、二位 東公園の姉妹ポプラ」です。
ついに見つけました!
樹齢150年!
この幹の太さ良いですね。
画像の左が巨木ポプラです。
右下の幹の上で伸びている人が私です。
画像の左が巨木ポプラです。
右下の階段上で伸びている人が私です(よいこは真似しないでね)。
帰りましょう!
今回、20~30代の男女500名が「一度も行ったことがないな~と思う都道府県」の第一位にランキングしてしまった青森県の魅力を伝えるために、
すでに紹介されている場所とは少し違った視点から、観光スポットに挑戦・チャレンジしました。
黒石市には、樹齢約350年がある松の木は「松の湯交流館」、100年以上の歴史を持つ老舗の和菓子屋「うめぼし菓子伝承館」、制作過程を見学できる唯一のこけし工房「こけし体験館」など楽しめるスポットが他にもあります。*8
桜の季節に、弘前の桜を見に来られた方は少し足を延ばして、黒石市を訪れてみてくださいね。
16年間12000店を取材してきた『イートグッド‐価値を売って儲けなさい‐』著者は、飲食業界のトレンドをこう言います。
「いま『イートグッド』の時代を迎え、お客さんの意識は、価格や皿の上の美味しさから、食材の背景へと向かい出しています。生産者と食材の大事さを共有し、それを飲食店を通じてお客様に真面目に美しく、楽しく提供しようというコンセプトの店がじわじわと増えつつあります。」
参考:イートグッド 価値を売って儲けなさい (TWJ books)(P149)佐藤 こうぞう氏
青森県には、新鮮な食材がたくさんあります。
りんごだけでなく、長いも、ニンニク、ごぼう、だいこん、かぶなどの農産物や、ひらめ、イカ、ホタテなどの海産物が豊富です。
食料自給率(カロリーベース)は、全国平均40%で切りますが、なんと青森県は123%です。
本来は食に恵まれた青森県ですが、カップラーメンの購入数量が5378gで全国1位。
ちなみに、カップラーメンだけでなく中華めんの購入数量12055g、購入金額4926円ともに全国1位です。
まったく無関係ではないでしょう。
青森県は健康において課題を抱える地域です。
青森県は、平均寿命も全国最下位(男性77.28歳、女性85.34歳)。
いろいろな要因が考えられますが、男性40.3%で全国1位、女性14.3%で全国2位と喫煙率が非常に高いです。
また、子供のうちから肥満が多く、BMI 25以上は、男性が36.9%、女性が24.5%です。
だからこそ、健康の見方や捉え方が変われば、食事や生活に対する考え方や行動も変わるはずです。
黒石市の巨木ポプラが日本一になるまで約150年。
一つひとつ積み上げていきたいですね。
参考:
*1 gooランキング 一度も行ったことがないな~と思う都道府県ランキング2016https://ranking.goo.ne.jp/column/article/3691/
*2 津軽伝承工芸館http://www.tsugarudensho.com/
青森県黒石市袋字富山65-1
0172-59-5300
工房1・・・「つがるの食」
工房2・・・「手焼きせんべい」
工房3・・・「津軽塗」
工房4・・・「森のめぐみ」
工房5・・・「こけし灯ろう」
工房6・・・「ねぷた」
工房7・・・「北の工人」
【足湯(無料)】
*3 にゃんごすたー 青森・黒石非公式キャラ話題 毎日新聞https://mainichi.jp/articles/20170226/k00/00e/040/163000c
*4 津軽こけし館http://tsugarukokeshi.com/
青森県黒石市袋字富山72-1
0172-54-8181
*5 小山せんべい店(津軽伝承工芸館)http://www.oyamasenbei.com/index.html
青森県黒石市大字袋字富山65-1
0172-59-5306
「大浦町本店」・「JR青森駅」・「道の駅なみおかアップルヒル」・「津軽伝承工芸館」・「JR八戸駅」・「JR新青森駅」
*6 ストキャン(須藤冷菓店)
青森県黒石市大町2丁目121
0172-53-0440
*7 東公園
青森県黒石市柵ノ木2丁目54
*8 黒石市 小さなまちかど博物館 解説ページhttp://www.city.kuroishi.aomori.jp/Citizen_Info/Cit_MMuseum.html
(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします)
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
「Boys and girls be ambitious!!」
健康への投資は「口」から始まります。
課題はそれぞれ違いますが、今、自分にできることにいろいろ挑戦・チャレンジしていきましょう。
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